中古キャンピングカー購入の極意!初心者でも安心!

2024年10月04日

キャンピングカー購入時に気を付けるべきポイント

キャンピングカーは、アウトドア愛好家やロードトリップを楽しむ人々にとって、夢の移動手段です。

新車を購入するのは理想的ですが、コストが高いため、中古のキャンピングカーを選ぶことは、経済的に非常に魅力的です。

しかし、年数が経過したことによるさまざまな問題が潜んでいる可能性があるため、購入の際には慎重にチェックすることをおススメします。

ここでは、中古のキャンピングカーを購入する際に気を付けるべき重要なポイントを詳しく解説します。

1.車両の外装とシャシの状態

基礎の確認をする

キャンピングカーは、住宅と車両の両方の機能を持つため、外装とシャシ(基本骨格・構造)が劣化していると乗り心地や住み心地、走行時の安全性が心配です。

特に中古のキャンピングカーでは、外装の劣化が進行していることが多く、後々多額の修理費用が発生する可能性があります。

外装の確認ポイント

  • ボディ表面に亀裂やへこみがないかを確認しましょう。これらは、修理歴や事故の痕跡である可能性があるため、注意深くチェックします。
  • 漏水跡がある場合、内部に水が浸入している可能性が高いです。天井や窓周りのコーキングが劣化していることが多いので、これらの部分の確認が重要です。
  • ドアや窓のゴムシールが劣化していないか、特に寒冷地や湿気の多い地域で使用された車両では、これらが重要です。

ファンは、空気を外に排出したり、外気を取り込んだりすることで、車内の空気を効率的に循環させます。これにより、車内の温度や湿度をコントロールし、快適な環境を維持します。

シャシの状態確認

  • 車両のシャシは、キャンピングカー全体の基盤です。シャシにサビが発生していないかを確認することが重要です。サビが進行すると、車両の強度が損なわれ、最悪の場合、走行中の大事故につながる可能性があります。
  • 車両の下部を目視し、サビや腐食の兆候がないか確認します。特に雪の多い地域で使用された車両では、融雪剤によるサビが発生しやすいため、細かくチェックしましょう。
キャンピングカーの内装

2.居住空間と室内設備の確認

快適さと機能性の両立を目指して

キャンピングカーの魅力の一つは、居住空間が確保されている点です。

中古のキャンピングカーでは、この居住空間の設備が劣化していることが多いです。

室内の設備が問題なく機能しているかどうかを確認することで、購入後のトラブルを避け、快適に利用できます。

電気系統の確認

  • 照明、コンセント、バッテリーなどの電気系統が正常に機能しているか確認しましょう。
    中古のキャンピングカーでは、配線の劣化や電気設備の故障が起こりやすいため、すべての電気系統をチェックすることが重要です。
  • ソーラーパネルや外部電源に接続するためのシステムが正常に動作しているかも確認する必要があります。
    これらが機能していないと、冷蔵庫や照明などが使えなくなる可能性があります。

水回りの設備確認

  • キッチンやシャワー、トイレの水回り設備が正常に動作しているかを確認します。
    特に水漏れがないか、ポンプやタンクが機能しているかを確認することが重要です。
    中古のキャンピングカーでは、配管が劣化していることが多く、修理が必要になることもあります。
  • トイレやシャワーの排水システムも確認し、詰まりや異臭がないかチェックしましょう。
    これらのシステムが劣化していると、使用中に不快な思いをするだけでなく、修理費用が高額になる可能性があります。

家具や内装の確認

  • 内装の状態も購入時に確認すべきポイントです。
    特に中古のキャンピングカーでは、家具や収納スペースが劣化していることがよくあります。
    ベッドやシートのクッションがへたっている場合、長時間の使用が不快になる可能性があります。
  • また、カビや湿気による被害がないかも確認しましょう。
    特に湿度の高い地域で使用されていたキャンピングカーでは、内部にカビが発生していることがあります。

3.断熱性能と防音性能の確認

季節と場所を問わず快適に過ごすために

中古のキャンピングカーは、現代のモデルと比べて断熱性能や防音性能が劣っていることが多いです。

特に寒冷地で使用する予定がある場合や、長期間滞在する予定がある場合は、これらの性能をしっかりと確認することが重要です。

断熱性能のチェックポイント

断熱材が劣化していないか、窓やドアの気密性が保たれているかを確認します。
中古のキャンピングカーでは、窓が一重ガラスであることが多く、これが原因で冬場は車内にいても寒さを感じるかもしれません。

もし可能ならば二重ガラスの窓への交換や断熱材の追加を検討しても良いでしょう。

防音性能の確認

キャンピングカーの防音性能も確認しましょう。
特に道路やキャンプ場の騒音がどれだけ車内に影響するかは、快適な睡眠に直結します。
試乗時に窓を閉めて外部の音がどれだけ遮断されているかを確認することが大切です。

4.エンジン、トランスミッション、ブレーキ

走行性能の確認

キャンピングカーは、車両としての性能も求められます。
特にエンジンやトランスミッション、ブレーキシステムなど、機械的な部分が正常に機能しているかを確認することが、長距離旅行においては不可欠です。

これらのパーツに不具合があると、途中で故障するリスクが高まり、大きな事故につながる可能性があります。

確認しておきたいこと

  • エンジンはキャンピングカーの心臓部です。エンジンが正常に作動するかどうかを確認しましょう。
  • エンジンオイルの状態や交換履歴も確認しましょう。
    オイルの交換が定期的に行われていない場合、エンジン内部に汚れが蓄積し、寿命が短くなる可能性があります。
  • トランスミッション(変速機)は、スムーズにギアチェンジできるかどうかを確認する必要があります。
  • ブレーキの効き具合も重要です。特に年数の経っているキャンピングカーでは、ブレーキパッドやローターが摩耗している可能性があります。

5.購入先と保証内容の確認

信頼できる取引を

中古キャンピングカーを購入する際、購入先の信頼性も非常に重要です。
個人売買の場合、価格が安いことが多いですが、保証がないためリスクが高まります。
一方、専門ディーラーから購入する場合、ある程度の保証が付くことが多く、安心感があります。

購入先のチェックポイント

  • 購入先の評判を事前に確認し、信頼できる業者かどうかを判断します。
  • また、アフターサービスや保証内容についても確認しましょう。
    中古のキャンピングカーは、購入後に予期せぬ故障が発生する可能性があるため、少なくとも初期不良に対する保証がある業者から購入することが理想的です。

まとめ

中古のキャンピングカーを購入する際には、外装やシャシの劣化、エンジンやブレーキなどの機械的な部分、そして居住空間の設備や快適性に関する確認が不可欠です。

適切なチェックを行うことで、購入後に予期せぬトラブルを回避し、快適なキャンピングカーライフを楽しむことができます。

また、信頼できる業者から購入することで、安心して長く使える車両を手に入れることができるでしょう。


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