キャンピングカーや改造車に乗っていて、「保険に入れるの?」「車両保険って付けられるの?」と不安になったことはありませんか?
実は、同じ改造車でも保険会社によって引き受けの柔軟さや車両保険の付けやすさにかなり差があるんです。
この記事では、キャンピングカーや改造車オーナーに人気の東京海上日動(トータルアシスト自動車保険)と損保ジャパン(THEクルマの保険)の2社を、「改造車の取り扱い」と「車両保険の付きやすさ」に絞って比較していきます。
📌 「そもそも8ナンバーって保険に入れるの?」という方は、まずこちらの記事をチェック
→ 8ナンバーのキャンピングカーは保険に入れない?改造車の落とし穴と正しい選び方
そもそも「キャンピングカー改造車」は保険に入れるの?


結論から言うと、保安基準を満たした合法な改造であれば、自動車保険への加入は基本的に可能です。
ただし、以下のような条件が付くケースがほとんどです。
- 車検証の型式欄に「改」の記載がある → 個別審査が必要
- ダイレクト型(ネット型)の保険ではそもそも引き受け不可のケースが多い
- 代理店型の大手損保(東京海上日動・損保ジャパンなど)であれば、改造内容を確認のうえ引き受けてもらえる可能性が高い
- 違法改造車は、どの保険会社でも契約不可
つまり、改造車オーナーにとっては「どの保険会社なら引き受けてくれるか」「車両保険まで付けられるか」が最大の関心事になるわけです。
東京海上日動(トータルアシスト自動車保険)の改造車対応


引き受けの柔軟さ
東京海上日動は、代理店型の大手のひとつとして、改造車や8ナンバーのキャンピングカーへの対応実績が豊富です。
| 項目 | 東京海上日動の対応 |
|---|---|
| 8ナンバー(キャンピング車) | ✅ 引き受け可能(代理店経由) |
| 型式欄「改」の車両 | ✅ 個別審査のうえ対応 |
| 構造変更あり | ✅ 車検証・改造内容の確認で対応 |
| ダイレクト(ネット)契約 | ❌ 不可(東京海上ダイレクトでは改造車・型式不明車は対象外) |
ポイント
- 型式不明車や並行輸入車でも、代理店経由であれば引き受けを検討してもらえる(内容により断られる場合もあります)
- 実車確認(写真提出など)や架装内容のヒアリングを経て、個別に判断される
- 「一般自動車保険(TAP)」という商品を使えば、トータルアシストの対象外になるケースでも引き受け可能な場合がある
車両保険の付けやすさ
| 項目 | 東京海上日動 |
|---|---|
| 車両保険の付帯 | ✅ 可能(一般条件・エコノミーどちらも選択可) |
| 架装・カスタムパーツの補償 | △ 申告すればカバー可能だが、パーツ内容によって個別判断 |
| 車両保険金額の設定 | 車価表に載っていない場合は市場価格ベースで個別設定 |
| 地震・噴火・津波特約 | ✅ 車両全損時一時金特約あり(50万円) |
| 法令違反の改造部分 | ❌ 保険金支払い対象外 |
車両保険のポイント
- 固定装備(ベッドキット・ギャレー・ソーラーパネルなど)は事前に申告しておけば車両保険でカバー可能
- ただし取り外し可能な装備(ポータブル冷蔵庫など)は対象外
- 車価表に記載がない改造車の場合、市場販売価格を基準に保険金額を設定するため、代理店との相談が必須
- 弁護士費用特約が充実しており、もらい事故時の対応力が高い
📌 東京海上日動のキャンピングカー保険について詳しくはこちら
→ 東京海上日動のキャンピングカー保険で安心の旅を!補償内容から選び方まで
損保ジャパン(THEクルマの保険)の改造車対応


引き受けの柔軟さ
損保ジャパンも大手代理店型損保として、改造車への対応力は高いです。公式FAQでも「改造内容・使用目的によりお引き受けの判断をさせていただきます」と明記しています。
| 項目 | 損保ジャパンの対応 |
|---|---|
| 8ナンバー(キャンピング車) | ✅ 引き受け可能(代理店経由) |
| 型式欄「改」の車両 | ✅ 個別審査のうえ対応 |
| 構造変更あり | ✅ 改造内容・使用目的ごとに判断 |
| ダイレクト(ネット)契約 | △ 「おとなの自動車保険」では改造車は原則対象外だが、電話相談で対応するケースあり(なお「おとなの自動車保険」はセゾン自動車火災の商品ですが、損保ジャパングループへの再編や商品内容の変更が进んでいるため、最新の対応詳細は必ず公式サイトで確認ください) |
ポイント
- 公式FAQで「改造内容・使用目的により引き受け判断」と記載しており、門前払いではない
- 全国約260拠点の代理店ネットワークがあり、地方でも相談しやすい(2026年3月時点。拠点数は変動する場合があります)
- LINE・アプリでの事故連絡・保険金請求など、デジタル対応が進んでいる
車両保険の付けやすさ
| 項目 | 損保ジャパン |
|---|---|
| 車両保険の付帯 | ✅ 可能(一般条件・車対車+限定危険の2タイプ) |
| 架装・カスタムパーツの補償 | △ 固定装備は申告で対応可能、取り外し品は対象外 |
| 車両保険金額の設定 | 個別審査で時価ベースに設定 |
| 地震・噴火・津波特約 | ✅ 車両全損時一時金特約あり |
| 法令違反の改造部分 | ❌ 保険金支払い対象外 |
| 新車特約(車両新価特約) | ⚠️ 改造車・並行輸入車は対象外(商品条件により異なる場合あり) |
車両保険のポイント
- THEクルマの保険(個人用自動車保険) では、一部の特約(車両新価特約など)で「改造車」が対象外になるケースがある
- ただし、車両保険そのものは改造車にも付けられる場合が多い
- ロードサービスが手厚く、レッカー距離無制限(指定業者利用時)で、キャンピングカーのような長距離移動に向いている
- 故障運搬時車両損害特約があり、事故だけでなく故障時のレッカー対応も充実
📌 損保ジャパンのキャンピングカー保険について詳しくはこちら
→ 損害保険ジャパン(SOMPO)のキャンピングカー保険
【比較表】東京海上日動 vs 損保ジャパン:改造車の取り扱い・車両保険


| 比較項目 | 東京海上日動(トータルアシスト) | 損保ジャパン(THEクルマの保険) |
|---|---|---|
| 改造車の引き受け | ✅ 代理店経由で柔軟に対応 | ✅ 代理店経由で柔軟に対応 |
| 8ナンバー対応 | ✅ 対応(特種用途自動車) | ✅ 対応(特種用途自動車) |
| 車両保険の付帯 | ✅ 一般条件/エコノミー選択可 | ✅ 一般条件/車対車+限定危険選択可 |
| 架装パーツの補償 | △ 申告ベースで個別判断 | △ 申告ベースで個別判断 |
| 新車特約(改造車) | △ 車価表にない場合は対象外 | ❌ 改造車は対象外 |
| 地震・津波特約 | ✅ 50万円一時金(金額は別途公式資料で要確認) | ✅ 一時金あり |
| ロードサービス | ✅ 24時間365日対応 | ✅ 24時間365日・レッカー無制限(指定業者利用時。条件詳細は公式資料で要確認) |
| デジタル対応 | △ 代理店経由が基本 | ✅ LINE/アプリで事故連絡・請求可能 |
| 弁護士費用特約 | ✅ 充実(日常生活型/自動車事故型の2種) | ✅ あり |
| 事故対応拠点 | 業界最大級の全国ネットワーク | 全国約260拠点(2026年3月時点) |
| 保険料の傾向 | やや高め(補償手厚い分)※車種・年齢・読等により大きく異なります | 東京海上と同程度〜やや安いケース※車種・年齢・読等により大きく異なりますも |
東京海上日動が向いている人
- 「とにかく補償を手厚くしたい」 という安心重視の方
- 弁護士費用特約を重視する方(もらい事故対応に強い)
- 改造内容が複雑で、個別にじっくり相談しながら補償を組みたい方
- 業界最大手の信頼感・安定感を重視する方
- 長年の保険契約実績があり、担当代理店との関係性を活かしたい方
損保ジャパンが向いている人
- ロードサービスの手厚さ(レッカー無制限など)を重視する方
- LINE・アプリなど、デジタルツールで手軽に管理したい方
- 全国260拠点の代理店網で、地方でも相談しやすさを重視する方
- 故障時のサポート(故障運搬時車両損害特約)も欲しい方
- 保険料を少しでも抑えたいが、代理店型の安心感は欲しい方
改造車オーナーが保険を契約する前にやるべき3つのこと


改造車で車両保険を付けたい場合、どちらの保険会社を選ぶにしても事前準備がかなり大切です。
① 車検証と改造内容をまとめておく
- 車検証のコピー(型式欄に「改」があるか確認)
- 改造内容の一覧(ベッドキット、ギャレー、サブバッテリー、ソーラーパネルなど)
- 各パーツのおおよその購入金額
② 代理店に「車検証と写真」を持ち込んで事前相談
ネットの一括見積もりでは改造車は正確な見積もりが出ないことが多いです。代理店に直接足を運んで、車検証の情報と改造内容を見せながら相談するのが確実です。
③ 複数社で見積もりを取って比較する
同じ改造内容でも、保険会社によって引き受け可否・車両保険の上限額・保険料が変わります。東京海上日動と損保ジャパンの両方で見積もりを取り、自分の車に合った条件を比較しましょう。
東京海上日動 vs 損保ジャパン:改造車の取り扱い・車両保険の付きやすさを徹底比較 まとめ


| 東京海上日動 | 損保ジャパン | |
|---|---|---|
| 改造車の引き受け | ◎ 柔軟 | ◎ 柔軟 |
| 車両保険の付けやすさ | ◎ | ○〜◎ |
| ロードサービス | ○ | ◎(レッカー無制限) |
| デジタル対応 | △ | ◎ |
| 弁護士費用特約 | ◎ | ○ |
改造車の保険選びで一番大事なのは、「引き受けてくれるかどうか」と「車両保険が付くかどうか」です。
東京海上日動は補償の手厚さと信頼感で、損保ジャパンはロードサービスとデジタル対応で、それぞれ異なる強みを持っています。
改造車は通常の車と違って「保険会社ごとに対応が全然違う」のが現実。だからこそ、両社で見積もりを取って、自分のクルマに合った条件を比較するのがベストです。
📌 主要5社を保険料の安さで比較したい方はこちら
→ 主要5社比較で一番安いキャンピングカー保険を選ぶ方法📌 保険選びの総合ランキングはこちら
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※ この記事の情報は2026年3月時点のものです。保険の引き受け条件や特約内容は変更される場合がありますので、最新情報は各保険会社の公式サイトまたは代理店にてご確認ください。








