「キャンピングカーを改造しているけど、保険に入れるの?」
「架装や内装カスタムの部分まで、ちゃんと車両保険で補償してもらえるの?」
こんな不安を抱えているキャンピングカーオーナーは少なくありません。
この記事では、改造内容を申告しやすく、車両保険も付けやすい保険会社を中心に、改造ありのキャンピングカーに本当におすすめできる自動車保険をランキング形式でご紹介します。
そもそも改造キャンピングカーの保険で何が問題になる?


ランキングの前に、改造キャンピングカーが保険加入で直面しやすい「3つの壁」を押さえておきましょう。
壁1:ダイレクト型(ネット型)は加入NGが多い
改造キャンピングカーで車両保険までしっかり付けたい場合、ダイレクト型(ネット型)ではなく、8ナンバーや改造車の取り扱い実績がある代理店型の保険会社を選ぶことが重要です。
そこで、特種用途自動車への対応状況や改造車の引き受け姿勢、架装部分への補償範囲を基準に、代表的な保険会社を一覧にまとめました。
| 保険会社 | 特種用途自動車(8ナンバー) | 改造車 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 三井住友海上 | ○ | ○ | 架装・内装設備を申告すれば車両保険金額に反映しやすい。 |
| 東京海上日動 | ○ | ○(合法改造) | 車体に固定された設備は車両保険の対象。事故対応力に定評あり。 |
| 損保ジャパン | ○ | ○(個別判断) | ビルトインキッチンやベッドなどネジ固定の装備は車両保険でカバー可。 |
| チューリッヒ保険 | 要確認 | 要確認 | 商品・条件によって8ナンバー・改造車の扱いが異なるため事前相談が必要。 |
| あいおいニッセイ同和 | ○ | 要問い合わせ | 8ナンバーに対応。改造内容は代理店経由で個別確認となるケースが多い。 |
このように、ダイレクト型(ネット型)は8ナンバーや改造車をそもそも引き受けないことが多いため、改造ありキャンピングカーの場合は上記のような代理店型保険会社を中心に検討するのが現実的です。
壁2:改造・架装部分が車両保険の「対象外」になる
車両保険に加入できたとしても、ベッドキット・ギャレー・FFヒーター・サブバッテリー・リチウムバッテリー・インバーターなどの後付け設備が補償対象にならない保険会社もあります。
ノーマル車と同じ基準で車両保険金額を設定してしまうと、事故時に改造費用分が丸ごと自己負担になるリスクがあります。
壁3:改造の「申告漏れ」で保険金が出ない
改造内容を保険会社に申告せずに事故を起こすと、告知義務違反として保険金が減額・不払いになる可能性があります。構造変更の有無に関わらず、改造した時点で保険会社への申告は必須です。
つまり、改造ありのキャンピングカーに最適な保険会社の条件は「改造を正直に申告しやすい体制がある」「架装部分まで車両保険でカバーできる」「8ナンバー対応の実績が豊富」の3つがそろっていることです。
【改造ありキャンピングカー向け】自動車保険おすすめランキング5選


以下のランキングは、改造車の引き受け実績、車両保険の付帯しやすさ、架装・内装設備への補償範囲、改造申告のしやすさを総合的に評価して順位付けしています。
第1位:シェアティブ(代理店/引受保険会社:三井住友海上)
改造キャンピングカーに特化した専門代理店。迷ったらまずここ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 引受保険会社 | 三井住友海上(GK クルマの保険) |
| 8ナンバー対応 | ○ |
| 改造車対応 | ○(キャンピングカー専門で5,000台以上の登録実績) |
| 車両保険 | ○(架装・内装設備含めて車両保険金額を設定可能) |
| 保険料目安 | 年間約6万〜12万円(車種・等級・補償内容による) |
おすすめポイント
- キャンピングカー専門の保険代理店で、5,000台以上の登録実績あり。改造車・架装車の保険設計に最も慣れている
- キッチン、ベッド、FFヒーター、ソーラーパネル、リチウムバッテリーなどの架装品を正確に評価し、車両保険金額に反映してくれる
- 中古キャンピングカーでも、架装内容を踏まえた適正な車両保険金額を算出
- セカンドカー割引を活用し、既存の等級をキャンピングカーに適用する提案も可能
- 三井住友海上の「おクルマQQ隊」ロードサービスが付帯。大型キャンピングカーにも対応
- トレーラーの車両保険もカバー可能(一般的にはヘッド車両のみ対象の保険が多い)
注意点
- 代理店型のため、保険料はダイレクト型より高くなる傾向
- 見積もりには車検証+改造内容のリスト・写真の提出が必要
こんな人におすすめ
- 改造内容が多く、どこまで補償されるか不安な方
- キャンピングカー専門の相談相手がほしい方
- キャブコン・バスコン・トレーラーなど高額車両を所有している方
第2位:三井住友海上(GK クルマの保険)
架装品まで車両保険でカバーできる大手損保。改造申告の体制も手厚い。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 8ナンバー対応 | ○(特種用途自動車として専門的に取り扱い) |
| 改造車対応 | ○ |
| 車両保険 | ○(架装品・内装設備の事前申告で車両保険金額に反映) |
| 車両価額上限 | 2,000万円超の場合は事前照会が必要 |
| 保険料目安 | 年間約5万〜12万円 |
おすすめポイント
- キッチン、ベッド、ソーラーパネルなどの架装品を事前に申告・登録すれば車両保険の対象にできる
- 盗難・火災・台風・いたずら・衝突・転覆まで幅広くカバー
- 高価なカスタム車にも、事前査定で適正な車両保険金額を設定してくれる
- レッカー距離無制限のロードサービス
- 事故現場急行サービスあり
- 地震・津波による車両全損時、最大50万円支払の特約あり
注意点
- 高額装備の申告漏れがあると補償対象外になるリスク
- 代理店型なので保険料はネット型より高め
こんな人におすすめ
- シェアティブを通さず直接大手損保で契約したい方
- 架装部分をしっかり補償したいが、代理店選びは自分でしたい方
第3位:東京海上日動(トータルアシスト自動車保険)
業界最大手の信頼感。改造車・特種用途自動車の引き受けに柔軟。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 8ナンバー対応 | ○ |
| 改造車対応 | ○(合法改造に限る) |
| 車両保険 | ○(ただし車体に固定されていない設備は自動車保険の対象外) |
| 保険料目安 | 年間約5万〜12万円以上(補償の手厚さに応じて変動) |
おすすめポイント
- 特種用途自動車・改造車ともに引き受け対応(i保険のキャンピングカー保険契約実績で第1位)
- 事故対応力は業界トップクラス。24時間コールセンター+全国の拠点網
- キャンピングカー内の固定設備は車両保険で補償可能
- 8ナンバー車の取り扱いに慣れた代理店が全国に多数
注意点
- 自動車に固定されておらず「付属品」に該当しない設備・什器は、自動車保険ではなく別の保険商品での引き受けになる場合がある
- 補償が手厚い分、保険料は高めの傾向
- ポータブル電源や取り外し可能な装備は別保険を検討する必要あり
こんな人におすすめ
- 大手の安心感と事故対応力を最重視する方
- 車体に固定された改造が中心の方(ビルダー架装のキャブコンなど)
第4位:損保ジャパン(THE クルマの保険)
改造車の引き受けに柔軟。装備品の車両保険対応も可能。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 8ナンバー対応 | ○(8ナンバー、最大積載量2トン以下の貨物車も対応) |
| 改造車対応 | ○(改造内容・使用目的による個別判断) |
| 車両保険 | ○(ビルトインキッチン、ベッドなど車体にネジ固定された装備は対象) |
| 保険料目安 | 年間約3万〜12万円 |
おすすめポイント
- 8ナンバー登録車に加え、最大積載量2トン以下の自家用貨物車も加入対象で幅広い車種に対応
- 車体にネジ等で固定された装備(ビルトインキッチン・ベッドなど)は車両保険の補償対象
- レッカー搬送が指定修理工場利用で距離無制限
- Web・アプリ・LINEでの事故連絡に対応。デジタルサポートが充実
- 「改造内容・使用目的に応じて個別に判断」という柔軟な引き受け姿勢
注意点
- 改造内容によっては引き受けを断られるケースもある(事前審査が必要)
- 指定外の業者を手配した場合のレッカー費用は1事故15万円が上限
こんな人におすすめ
- ハイエース・軽トラなど貨物ベースのバンコン・軽キャンオーナー
- デジタルでの手続きやLINE連絡を重視する方
第5位:あいおいニッセイ同和損保
8ナンバー対応の安定感。テレマティクス保険でコスト削減の可能性も。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 8ナンバー対応 | ○ |
| 改造車対応 | 記載なし(要問い合わせ) |
| 車両保険 | ○(車両価額が2,000万円を超える場合は事前照会が必要) |
| 保険料目安 | 年間約5万〜12万円 |
おすすめポイント
- 8ナンバーの特種用途自動車にしっかり対応
- テレマティクス保険(走行データに応じた保険料割引)を積極展開。安全運転で保険料が安くなる可能性
- キャンピングカー保険の契約実績でi保険第3位
- 車両価額2,000万円以下であればスムーズに契約しやすい
注意点
- 改造車への対応は公式に明確な記載がなく、代理店経由で個別確認が必要
- 改造申告のしやすさは、担当代理店の知識・経験に左右されやすい
こんな人におすすめ
- テレマティクス保険で安全運転割引を活用したい方
- 改造が軽微で、ビルダー製のキャンピングカーをそのまま乗っている方
改造キャンピングカーの保険会社 比較一覧表


ここまでご紹介したように、改造キャンピングカーの保険選びでは「8ナンバーへの対応」「改造車の引き受け姿勢」「架装品まで含めた車両保険」「改造内容の申告のしやすさ」が特に重要になります。
そこで、これら4つのポイントを軸に主要な保険会社(代理店)を一覧で比較しました。
| 順位 | 保険会社(代理店) | 8ナンバー | 改造車 | 架装品の車両保険 | 改造申告のしやすさ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | シェアティブ(三井住友海上) | ○ | ○ | ◎(専門評価) | ◎(専門スタッフ) |
| 2位 | 三井住友海上 | ○ | ○ | ○(事前申告で対応) | ○ |
| 3位 | 東京海上日動 | ○ | ○ | ○(固定設備に限る) | ○ |
| 4位 | 損保ジャパン | ○ | ○(個別判断) | ○(固定設備に限る) | △〜○ |
| 5位 | あいおいニッセイ同和 | ○ | 要問い合わせ | ○ | △ |
改造キャンピングカーの保険で失敗しないための5つのポイント


足回り・内装・電装・外装、すべての改造を保険会社に伝えましょう。「これくらい言わなくても…」が最も危険です。無申告の改造が原因で事故を起こした場合、告知義務違反で保険金が支払われないリスクがあります。
ベース車両だけの時価で車両保険を設定すると、架装部分の修理費用は全額自己負担になりかねません。パーツ名と金額のリストを用意して、保険会社に提出しましょう。
例えば、ノーマルのハイエースの時価が150万円でも、ベッドキット・ギャレー・FFヒーター・リチウムバッテリーなどの架装費用80万円を加えた230万円で車両保険を設定すれば、万一の際に架装部分もカバーされます。
改造キャンピングカーは、ネット型の一括見積もりでは正確な結果が出にくく、そもそも加入できないことも多いです。代理店型を軸に検討し、車検証と改造内容がわかる写真を持参して対面相談するのが最も確実です。
車両保険が適用されるのは、基本的に車体にネジやボルトで固定された設備です。ポータブル電源やマグネット式のアクセサリーなど、簡単に取り外せるものは対象外になることが多いので、別途「携行品損害保険」などで備えることも検討しましょう。
保険加入後に新たな改造を行った場合も、速やかに保険会社へ連絡しましょう。加入時は合法でも、その後の改造が保安基準に適合しないと保険金が下りない可能性があります。
よくある質問(FAQ)


Q. 自分でDIY改造したキャンピングカーでも保険に入れる?
保安基準に適合している「合法改造」であれば、多くの代理店型保険会社で加入可能です。ただし、車検証に「改」が付いているかどうか、構造変更の有無によって扱いが変わるため、必ず車検証を持って代理店に相談してください。
Q. ネット型の保険は本当にNGなの?
アクサダイレクト・SBI損保・ソニー損保は8ナンバーの引き受けを行っていません。三井ダイレクト損保は改造車の引き受けは可能ですが、型式に「改」がある場合は車両保険を付帯できません。改造キャンピングカーで車両保険を付けたい場合は、代理店型を選ぶのが現実的です。
Q. 保険料の相場はどのくらい?
一般的なキャンピングカー(8ナンバー)で年間5万〜12万円前後が目安です。改造費用を含めた車両保険金額、年齢条件、等級、免責金額の設定によって大きく変動します。車両保険を「一般条件」にするか「エコノミー型」にするかでも数万円の差が出ます。
Q. トレーラーの車両保険は付けられる?
一般的にはヘッド車両の保険でトレーラー部分までカバーされないことが多いです。シェアティブ(三井住友海上)ではトレーラーの車両保険にも対応している点が強みです。
Q. 改造を申告し忘れたまま事故を起こしたらどうなる?
最悪の場合、「告知義務違反」として保険金が減額または不払いになります。改造を行った時点で速やかに保険会社へ連絡するのが鉄則です。
【2026年版】改造ありキャンピングカー向け自動車保険おすすめランキング5選|車両保険が付けやすい会社はどこ? まとめ


改造キャンピングカーの保険選びで最も重要なのは、「保険料の安さ」ではなく「改造車を正しく評価・補償してくれるかどうか」です。
- 架装・内装の改造が多い方 → シェアティブ(三井住友海上)に相談するのがベスト
- 固定設備中心の改造で、大手の安心感を重視する方 → 三井住友海上・東京海上日動
- 貨物ベースのバンコン・軽キャンなど幅広い車種で検討したい方 → 損保ジャパン
- 改造が軽微な方 → あいおいニッセイ同和損保のテレマティクス保険も選択肢
まずは車検証と改造内容リスト(パーツ名・金額・写真)を用意して、上位の保険会社に見積もりを依頼してみてください。
同じ改造内容・同じ等級でも、会社によって補償範囲・保険料が大きく異なります。最低でも2〜3社から見積もりを取って比較することが、最適な保険を見つける近道です。








