キャンピングカーの保険、どの会社を選べばいいか迷っていませんか?
「8ナンバーでもちゃんと入れるの?」「架装品まで補償してくれるの?」「ロードサービスはどこまで対応してくれる?」
こうした疑問を持つキャンピングカーオーナーは非常に多いです。
実は、保険会社によって保険料・補償範囲・ロードサービスに大きな違いがあり、「安いから」と選んでしまうと、いざ事故の時に「こんなはずじゃなかった…」と後悔するケースも少なくありません。
この記事では、キャンピングカー保険を扱う主要5社(東京海上日動・損保ジャパン・三井住友海上・あいおいニッセイ同和損保・シェアティブ)の保険料・補償内容・ロードサービスを徹底比較。
あなたのキャンピングカーに最適な保険を選ぶための判断材料を、わかりやすくお届けします。
そもそもキャンピングカー保険は一般車と何が違う?


キャンピングカーは「8ナンバー(特種用途自動車)」に分類されるため、一般の乗用車とは保険の取り扱いが大きく異なります。
8ナンバー車両ならではの3つの注意点
1. 加入できる保険会社が限られる
キャンピングカーは「特殊用途自動車」に分類されるため、すべての保険会社で加入できるわけではありません。特にネット型(ダイレクト型)の保険会社では、8ナンバー車両を引き受けていないケースが多く、代理店型の大手損保を中心に検討する必要があります。
2. 架装品・内装設備の補償が別扱いになる
キャンピングカーには、キッチン、ベッド、ソーラーパネル、FFヒーター、インバーターなど高価な架装品が搭載されています。これらは事前に申告しないと補償対象にならないことがほとんど。車両本体だけの保険では、架装品の修理費用が自己負担になる危険があります。
3. 車両保険の評価額が一般車と異なる
一般的な乗用車は車両本体価格で評価されますが、キャンピングカーは車両本体+架装設備の合計額で評価されます。例えば、ベース車両が300万円でも架装込みで500万円になるケースは珍しくありません。この差額を保険でカバーできるかどうかが重要です。
| 項目 | 一般乗用車 | キャンピングカー(8ナンバー) |
|---|---|---|
| ナンバー区分 | 3ナンバー・5ナンバー | 8ナンバー(特種用途自動車) |
| 加入可能な保険会社 | ほぼすべて | 代理店型の大手損保が中心 |
| 車両保険の評価対象 | 車両本体のみ | 車両本体+架装品・内装設備 |
| 架装品の補償 | 該当なし | 事前申告で補償対象に |
| ネット型保険の対応 | 対応 | 非対応が多い |
主要5社の特徴を一覧で比較
まずは、キャンピングカー保険を取り扱う主要5社の全体像を把握しましょう。
| 比較項目 | 東京海上日動 | 損保ジャパン | 三井住友海上 | あいおいニッセイ同和 | シェアティブ(代理店) |
|---|---|---|---|---|---|
| 保険タイプ | 代理店型 | 代理店型 | 代理店型 | 代理店型 | 専門代理店(三井住友海上) |
| 8ナンバー対応 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 架装品補償 | ◎(申告制) | ○(申告制) | ◎(申告制) | ◎(申告制) | ◎(専門査定) |
| ロードサービス | ◎ | ○ | ◎(距離無制限) | ○ | ◎(おクルマQQ隊) |
| 月払い保険料目安 | やや高め | 標準的 | やや高め | 標準的 | 月1,850円~ |
| 事故対応 | 24時間365日 | 24時間365日 | 24時間365日 | 24時間365日 | 24時間365日 |
| 改造車対応 | ○ | ○ | ○ | ◎(柔軟) | ◎(専門対応) |
保険料の違いを比較
キャンピングカーの保険料は、車両の種類・等級・車両保険金額・補償範囲によって大きく変わります。
車種別の年間保険料目安(20等級・ゴールド免許の場合)
| 車種タイプ | 車両時価(目安) | 年間保険料(目安) |
|---|---|---|
| 軽キャンパー | 約400万円 | 約65,000円 |
| バンコン(ハイエースベース) | 約600万円 | 約72,000円 |
| キャブコン | 約850万円 | 約80,000円 |
| バスコン・大型車両 | 1,000万円以上 | 100,000円以上 |
※上記はあくまで目安です。実際の保険料は、保険会社・等級・年齢条件・免責金額・補償内容によって異なります。
保険料に影響する主な要素
- 車両保険金額: 架装品込みの時価が高いほど保険料UP
- 免責金額: 自己負担額を高く設定すると保険料は安くなる
- 運転者年齢条件: 年齢制限をつけると保険料が安くなる
- 等級: 無事故を続けるほど保険料が割引される
- 使用目的: キャンピングカーは「日常・レジャー」が多く、通勤・通学より安い傾向
代理店型 vs ネット型の保険料の違い
| タイプ | 保険料の傾向 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 代理店型(東京海上・損保ジャパン等) | やや高め | 対面相談可能、8ナンバー対応 | 保険料が割高 |
| ネット型(ソニー損保・SBI損保等) | 割安 | 手続きが簡単、保険料が安い | 8ナンバー非対応が多い |
| 専門代理店(シェアティブ) | 車両に応じた適正価格 | 専門査定で架装品も正確に評価 | 引受は三井住友海上のみ |
重要なポイント: ネット型はキャンピングカー(8ナンバー)を引き受けていないケースが多いため、実質的には代理店型か専門代理店での加入が現実的です。
補償範囲の違いを徹底比較
各社の補償内容を項目ごとに比較していきます。
基本補償(各社共通)
どの保険会社も、以下の基本補償は共通して提供しています。
| 補償の種類 | 内容 |
|---|---|
| 対人賠償責任保険 | 他人を死傷させた場合の補償(無制限が基本) |
| 対物賠償責任保険 | 他人の車やモノを壊した場合の補償(無制限が基本) |
| 人身傷害補償保険 | 自分や同乗者のケガの治療費を補償 |
| 搭乗者傷害保険 | ケガの部位・症状に応じた定額補償 |
| 車両保険 | 自分の車の修理費を補償 |
各社の車両保険・架装品補償の違い
ここがキャンピングカー保険で最も重要な比較ポイントです。
| 比較項目 | 東京海上日動 | 損保ジャパン | 三井住友海上 | あいおいニッセイ同和 | シェアティブ |
|---|---|---|---|---|---|
| 架装品の補償 | 申告で車両保険に含む | 申告で車両保険に含む | 申告で車両保険に含む | 市場販売価格を参考に設定 | 専門査定で架装品を正確評価 |
| 固定設備の補償(キッチン・ベッド等) | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 盗難補償 | ○ | ○ | ○ | ○(盗難オプションあり) | ○ |
| 自然災害(台風・洪水等) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 地震・噴火・津波 | 特約で全損時50万円 | 特約で一時金 | 特約で全損時50万円 | 特約で全損時50万円 | 特約で対応 |
| ポータブル機器(車両非固定品) | 車内携行品特約で対応 | 車内携行品特約で対応 | 車内携行品特約で対応 | 車内携行品特約で対応 | 車内携行品特約で対応 |
注目すべき特約・オプション
| 特約名 | 東京海上日動 | 損保ジャパン | 三井住友海上 | あいおいニッセイ同和 |
|---|---|---|---|---|
| 車内携行品補償特約 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 弁護士費用補償特約 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| レンタカー費用補償特約 | ◎(日額5,000~10,000円) | ○ | ○ | ○ |
| 地震・噴火・津波特約 | ○(全損時最大50万円) | ○ | ○(全損時最大50万円) | ○(全損時最大50万円) |
| 個人賠償責任特約 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ファミリーバイク特約 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ロードサービスの違いを比較
旅先でのトラブルに直結するロードサービスは、キャンピングカーオーナーにとって非常に重要な比較ポイントです。
各社のロードサービス比較表
| サービス内容 | 東京海上日動 | 損保ジャパン | 三井住友海上 | あいおいニッセイ同和 |
|---|---|---|---|---|
| レッカーけん引距離 | 指定工場は無制限 | 承認工場は無制限/それ以外は15万円限度 | 距離無制限(おクルマQQ隊利用時) | 15万円限度(車両保険セット時は保険金額の10%と15万円の高い方) |
| 応急処置 | 30分以内の作業 | 30分以内の作業 | 30分以内の作業 | 30分以内の作業 |
| バッテリー上がり対応 | ○ | ○ | ◎(回数無制限) | ○ |
| ガス欠時の給油 | ○(10L) | ○(10L・JAF会員は年2回) | ◎(10L・回数無制限) | ○(10L) |
| キー閉じ込み | ○ | ○ | ○ | ○ |
| パンク対応 | スペアタイヤ交換 | スペアタイヤ交換 | スペアタイヤ交換 | スペアタイヤ交換 |
| 宿泊費用補償 | ○ | 2万円/人 | 15,000円/人 | 15,000円/人 |
| 移動費用補償 | ○ | 2万円/人 | 20,000円/人 | 20,000円/人 |
| 引取費用 | ○ | 15万円限度 | 15万円限度 | ○ |
| 受付時間 | 24時間365日 | 24時間365日 | 24時間365日 | 24時間365日 |
| 拠点数 | 全国ネットワーク | 全国ネットワーク | 全国約3,900ヶ所 | 全国ネットワーク |
ロードサービスのポイント
三井住友海上の「レッカー距離無制限」が最強
キャンピングカーは車体が大きく特殊なため、最寄りの修理工場では対応できないケースがあります。三井住友海上のレッカー距離無制限は、遠方の専門修理工場まで搬送してもらえるため、キャンピングカーオーナーにとって非常に心強いサービスです。
損保ジャパンは「承認工場なら無制限」
損保ジャパンの場合、ロードアシスタンス専用デスクに事前連絡し、承認された修理工場へのけん引であれば距離無制限。それ以外の場合は15万円限度となります。JAF会員であれば、応急処置時の部品代(4,000円まで)もカバーされます。
旅先でのトラブルを考えると「宿泊・移動費用」も重要
事故や故障で車が動かなくなった場合、同乗者全員分の宿泊・移動費用が出るかどうかは大きな安心材料です。特にファミリーでキャンピングカー旅行をしている場合は、この補償の有無を必ず確認しましょう。
各社の特徴と選び方ガイド
東京海上日動 ― 総合力No.1の安心感
こんな人におすすめ
- 大手の信頼と実績を重視する人
- 事故対応の品質を最優先したい人
- 家族の保険もまとめて管理したい人
メリット
- 業界最大手の安定感と豊富な事故対応実績
- キャンピングカー特有の装備もしっかり補償
- 24時間365日のロードサービスと事故対応
- レンタカー費用補償特約が充実(日額最大10,000円・事故時30日)
デメリット
- 保険料がやや高め
- 代理店を通す手間がかかる
損保ジャパン ― コスパ重視の大手損保
こんな人におすすめ
- 大手の安心感は欲しいが、保険料を抑えたい人
- JAF会員の人(特典が充実)
- 基本補償をしっかり押さえたい人
メリット
- 4つの基本補償+ロードアシスタンスのシンプルな構成
- JAF会員なら応急処置の部品代や燃料切れ給油が優遇
- 承認工場へのレッカーは距離無制限
- 車両保険の全損時追加費用あり(保険金額の10%、最大20万円)
デメリット
- 自力手配のレッカーは15万円限度
- 宿泊・移動費用は他社とほぼ同水準
三井住友海上 ― ロードサービス最強
こんな人におすすめ
- 旅先でのトラブルが最も不安な人
- レッカー距離無制限を重視する人
- キャンピングカーで全国各地を旅する人
メリット
- レッカー距離無制限(おクルマQQ隊利用時)はキャンピングカーに最適
- バッテリー上がり・ガス欠対応が回数無制限
- 全国約3,900ヶ所のロードサービス拠点
- 架装品や内装設備もしっかり補償
デメリット
- 保険料はやや高め
- 代理店型のため契約に手間がかかる
あいおいニッセイ同和損保 ― 改造車・カスタム車に強い
こんな人におすすめ
- 改造車やカスタム車を所有している人
- 車両の市場価値を正確に評価してほしい人
- 地震・津波リスクにも備えたい人
メリット
- 8ナンバーはもちろん、「改」の記載がある適法改造車も柔軟に対応
- 車両の市場販売価格を参考に保険金額を設定(適正評価)
- 地震・噴火・津波「全損時定額払」特約(最大50万円)
- 車両盗難オプションあり
デメリット
- ロードサービス費用は15万円限度(距離無制限ではない)
- 一部サービスは「ロードサービス費用特約」をセットする必要がある
シェアティブ ― キャンピングカー専門代理店
こんな人におすすめ
- キャンピングカー専門のプロに相談したい人
- 架装品まで正確に評価してほしい人
- ビルダー車・DIY改造車・輸入車に乗っている人
メリット
- キャンピングカー専門の保険代理店としてNo.1の実績
- 月払い保険料1,850円~のリーズナブルなプランあり
- 型式不明車・ビルダー車・中古車・輸入車も柔軟に対応
- 全国キャンピングカーショーに毎年出展、対面相談も可能
- 三井住友海上の「おクルマQQ隊」ロードサービスが利用可能
デメリット
- 引受保険会社は三井住友海上のみ
- 他社との保険料比較がしにくい
タイプ別おすすめ保険会社の選び方


最後に、あなたのキャンピングカーの使い方やニーズに合わせた、おすすめの保険会社をまとめます。
| あなたのタイプ | おすすめの保険会社 | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく安心感を重視 | 東京海上日動 | 業界最大手の事故対応力と充実した補償 |
| 保険料を抑えたい | 損保ジャパン or シェアティブ | コスパ重視の方に。シェアティブは月1,850円~ |
| 全国をキャンピングカーで旅する | 三井住友海上 | レッカー距離無制限は長距離旅行に最適 |
| 改造車・カスタム車に乗っている | あいおいニッセイ同和 or シェアティブ | 改造車や特殊車両への柔軟な対応力 |
| 専門家に相談して決めたい | シェアティブ | キャンピングカー専門の知識で最適なプランを提案 |
【2026年最新】キャンピングカー保険会社5社を徹底比較!保険料・補償範囲・ロードサービスの違いをプロが解説 まとめ


キャンピングカーの保険選びで最も大切なのは、「保険料の安さ」だけで判断しないことです。
保険選びの3つのチェックポイント
- 架装品・内装設備まで補償されるか? → 事前申告を忘れると、事故時に数百万円の自己負担が発生する可能性
- ロードサービスの範囲は十分か? → 特にレッカー距離と宿泊・移動費用の補償を確認
- 8ナンバーの引受実績は十分か? → キャンピングカーに慣れた保険会社・代理店を選ぶ
キャンピングカーは決して安い買い物ではありません。大切な愛車と安心なキャンピングカーライフを守るために、複数社から見積もりを取り、補償内容・ロードサービス・保険料のバランスをしっかり比較してから決めましょう。
まずは気になる保険会社に問い合わせて、あなたの車両に合った見積もりを取ることをおすすめします。
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