後付け・12V・家庭用エアコンの選び方を徹底解説
キャンピングカーの暑さ対策で最も重要なのが エアコン選び です。
- 12V車載エアコン
- 100V家庭用エアコン
- ポータブルエアコン
- 走行中エアコン
- サブバッテリーとの相性
- リチウムバッテリー併用
選び方ひとつで、
涼しさ・費用・電気の持ち時間が劇的に変わります。
エアコンの種類と特徴まとめ
🔋 ① 12V車載エアコン(車中泊向け)
- 低電力で動く
- バッテリー消費が少ない
- 夏の昼間はフル冷房が難しい
- 軽キャン・バンコンに多い
👉 長時間の微冷房に最適
👉 真夏の昼は性能不足のことが多い
🔌 ② 100V家庭用エアコン(最強)
- 圧倒的によく冷える
- 室外機の設置が必須
- サブバッテリー大容量が必要(200Ah〜)
- 走行充電・ソーラーとのバランスが重要
👉 暑い地域を走るなら最有力
📦 ③ ポータブルエアコン
- 取り付け不要
- 音が大きい
- 冷える範囲が狭い
- 排熱処理が必要
👉 トライアル用として人気
🔍 どれを選ぶべき?(早見表)
| タイプ | 冷える力 | 電気消費 | 設置難易度 | おすすめ車種 |
|---|---|---|---|---|
| 12V | 弱〜中 | ◎ 省電力 | ○ | 軽キャン・バンコン |
| 100V | 最強 | × 多い | 難しい | バンコン・キャブコン |
| ポータブル | 中 | △ | ◎ | 軽キャン〜バンコン |
⚠ 導入前に必ず知るべき3つの落とし穴
❌ ① バッテリー容量が足りない
エアコンはバッテリーを猛烈に消費します。
100Vエアコンで 200Ah未満 はほぼ無理。
❌ ② 発電量が追いつかない
走行充電 or ソーラーパネル が弱いと
エアコン稼働=バッテリー死亡。
❌ ③ 室外機の位置で性能が激変
熱がこもる位置に設置すると 冷えないエアコンになる。
⏱ エアコン導入工賃・費用の目安
| タイプ | 本体価格 | 工賃 | 総額の目安 |
|---|---|---|---|
| 12V車載 | 15〜25万円 | 10〜20万円 | 25〜45万円 |
| 100V家庭用 | 5〜15万円 | 20〜40万円 | 35〜60万円 |
| ポータブル | 4〜12万円 | 0円 | 4〜12万円 |
※ 実車の構造により変動
🛠️ プロが教える「後悔しないチェックリスト」
- 車内の断熱は十分か
- サブバッテリー容量は適正か
- 走行充電の性能は?
- エアコンの消費電力は?
- 車体のどこに室外機を置くか
- 排熱経路は?
- 夏の旅行計画の頻度は?
→ これを満たせないと 冷えないエアコン が完成します。
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キャンピングカーのエアコン完全ガイド まとめ
- 涼しさ最優先なら → 100V家庭用
- 電費最優先なら → 12V車載
- お試しなら → ポータブル
最適解は 車種 × 旅行スタイル × 電装構成 で決まります。
迷ったら一度相談してください。