MENU

【完全ガイド】キャンピングカー用冷蔵庫の選び方|タイプ別・容量別・故障対策まで徹底解説!

キャンピングカー修理サポートセンター

夏の旅を快適にするために欠かせないのが、キャンピングカー用の冷蔵庫です。

特に最近の夏は猛暑で冷蔵庫は必須かもしれませんね。
キャンピングカーばかりでなく自家用車に装備してもいいアイテムですね。

でも、食材の鮮度を守り、冷たい飲み物をいつでも楽しめる便利アイテムですが、種類や容量、設置方法を間違えると「思っていたより使いづらい…」なんて後悔につながることもあります。

この記事では、冷蔵庫の選び方から運用のポイント、故障時の対応まで、後悔しないために知っておきたい情報をまとめてご紹介します。

目次

キャンピングカーにおすすめの冷蔵庫タイプと後悔しない選び方

キャンピングカー冷蔵庫の種類と容量を賢く選ぶ|40L・50L・90Lの違いとは?

キャンピングカー用の冷蔵庫を選ぶとき、容量と種類の違いを理解することは非常に重要です

たとえば、40Lは飲料や小物中心に使う方に適しており、電力消費も少なめ
一方で90Lになると冷凍庫付きも多く、食材を多く保管したい方には便利ですが、電源やスペースに注意が必要です。
(※このサイズになると本格的な冷蔵庫になるので、電源の確保も必須になりますね。)

電子式・圧縮式・気化式といった方式の違いも冷え方や電力効率に関係し、冷蔵と保冷のバランスを考えて選ぶことがポイントです。

車内の搭載場所や外気温との温度差、そして使用目的に合った庫内の大きさも含めて、賢く比較しながら購入を検討しましょう。失敗しないためには、実際に使う状況を想定しながら条件を整理することが有効です。

圧縮式・気化式・電子式|それぞれの冷やし方と効率を比較

キャンピングカーの冷蔵庫には、圧縮式・気化式・電子式の3種類があります。それぞれの冷やし方や効率には大きな差があり、電源や使用状況に応じて選ぶ必要があります。

それでは3種類について分かり易くみていきましょう。

圧縮式(コンプレッサー式)
  • 冷媒をコンプレッサーで圧縮し、気化熱・凝縮熱を利用して冷却する2
  • 家庭用冷蔵庫やエアコンと同じ仕組みで、冷却力・保冷力が非常に高い
  • 外気温の影響を受けにくく、安定して低温を保てる。
  • 電力消費はやや高めで、バッテリーや電源の確保が必要。
  • コンプレッサーの作動音や振動が発生する。
  • 部品点数が多く、構造がやや複雑。
気化式
  • 水の気化熱を利用して冷却する3
  • 消費電力が少なく、エコで静音性も高い
  • 排熱がなく、家庭用電源(100V)で使用可能。
  • 周囲の湿度や気温に大きく左右されるため、真夏や多湿時は冷却効果が弱くなることも。
  • 部屋全体の冷却には不向きで、特定の場所に涼風を送るのが得意
  • 水の補充やタンクの手入れが必要。
電子式(ペルチェ式)
  • ペルチェ素子を使い、直流電流を流すことで冷却・加熱を切り替え可能4
  • 構造が非常にシンプルで壊れにくい
  • 冷媒やコンプレッサーを使わないため、静音性が高く、振動もほぼない
  • 小型・軽量で、持ち運びや設置が容易。
  • 冷却効率や出力は低めで、強い冷却や大容量の冷却には不向き。
  • 小型冷蔵庫や電子機器の冷却、ウェアラブル機器などに多く使われる。

実際に使う場所や車内の温度変化、搭載スペースなどを総合的に考え、賢く選ぶことが後悔を減らすポイントですよ。
まずは、自分の用途に合った種類の一覧や検証情報を集めてみましょう。

使い方や搭載場所に応じたタイプ選びのポイント

〜使い方・搭載場所で後悔しないために〜

使い方搭載場所を軸に、後悔しない冷蔵庫の選び方をわかりやすくご紹介します!

1 設置場所とサイズをしっかりチェック!

まず確認すべきは、車内のどこに冷蔵庫を設置するか

キャンピングカーはスペースが限られているので、扉の開閉方向や外装のサイズには注意が必要です。
例えば、「扉が家具にぶつかって開かない…」なんてことが意外とよくあるんです。

それと忘れがちなのが放熱スペース冷蔵庫は熱を逃がす構造になっているので、周囲にある程度の余裕が必要です。ぴったり詰めすぎると、冷えが悪くなったり故障の原因にもなります。

2 使い方・用途に合ったタイプを選ぶ!

冷蔵庫といっても、実はいろんなタイプがあります。

ポイント
しっかり冷やして冷凍もしたいなら「圧縮式」!

家庭用と同じ「コンプレッサー式」は、冷却力バツグン!
氷や冷凍食品もOKで、夏場や長期旅行にぴったりですただし消費電力は高めなので、サブバッテリーの容量や電源環境は事前に要チェック。

ポイント
軽めの使い方なら「電子式」や「気化式」も◎

飲み物やおやつ中心のライトユーザーには、電子式(ペルチェ方式)や気化式もおすすめ。
静かで電力も少なく済みますが、冷えはやや控えめなので、あらかじめ冷やしたものを保冷する用途がベストです。

ポイント
冷凍庫付きは要スペース&電源確認!

「大は小を兼ねる」…とはいえ、冷凍庫付きの大型モデルはスペースを取る電力を食う
車のサイズや旅のスタイルとしっかりすり合わせて選びましょう。


3. 電源と固定方法も意外と重要!

DC12V/24V対応は必須チェック!

  • 走行中も冷蔵庫が使える
     キャンピングカーは移動しながら食材や飲み物を冷やす必要があるため、車のバッテリー(DC12V/24V)から直接給電できる冷蔵庫が便利です。
  • サブバッテリーで安心して使える
     キャンピングカーには、エンジン用とは別に「サブバッテリー」が搭載されていて、エンジン停止中でも冷蔵庫や照明などを使えます。
     DC電源対応の冷蔵庫なら、サブバッテリーから安全に給電でき、長時間の車中泊や停車中も安心です。
使い勝手アップのちょっとした工夫

● 出発前から冷やしておく!

旅当日の朝にスイッチを入れても、すぐには冷えません。
前日から電源ONにして、庫内を冷やしておくと◎!

● 冷やしてから詰める・詰めすぎ注意!

常温の食材をたくさん入れると、冷蔵庫の中がなかなか冷えません。
あらかじめ家で冷やした物を入れる&詰め込みすぎないことがポイントです!

キャンピングカー冷蔵庫の電源・消費電力・バッテリー内蔵タイプを徹底解説

ここでは電源の種類とキャンピングカーでの運用方法を解説します。

キャンピングカーで冷蔵庫を運用するには、電源の種類とその特徴を理解することが欠かせません

主に使用されるのはDC12V、24V、AC100V、外部給電の4パターンで、それぞれに使い方や電装関係との相性があります。ここでは、4つのタイプをもう少し詳しくみていきます

1. DC12V
  • 特徴
     一般的な乗用車や多くのキャンピングカーで採用される電圧。サブバッテリーや車両のシガーソケットから直接給電できます。
  • メリット
     走行中も冷蔵庫を稼働できる/エンジン停止中でもサブバッテリーから給電できる/配線がシンプルで扱いやすい
  • 注意点
     バッテリー容量が小さいと長時間の運転は難しい/冷蔵庫の消費電力によってはバッテリー上がりのリスクがあるので、残量管理が重要
2. DC24V
  • 特徴
     大型キャンピングカーやバスベース車両、トラック向けの電圧。12Vよりも電流が少なくて済むため、大型冷蔵庫や家電にも対応しやすい。
  • メリット
     大容量の機器でも効率よく給電できる/長距離・長時間の運用に向く
  • 注意点
     車両側が24V対応でないと使えない/12V車で24V冷蔵庫を使う場合は変換アダプターが必要
3. AC100V
  • 特徴
     家庭用コンセントと同じ電圧。キャンプ場やRVパークなど外部電源が使える場所では、AC100Vで冷蔵庫を稼働できます。
  • メリット
     家庭用冷蔵庫や高性能なコンプレッサー式冷蔵庫も使用可能/冷却力が高く、冷凍もOK/長時間の連泊や電力消費の大きい家電も安心して使える
  • 注意点
     外部電源がないと使えない/ポータブル電源からAC100Vを取る場合はインバーターが必要で、変換ロスによる電力消費増に注意
4. 外部給電(RVパーク・キャンプ場の電源)
  • 特徴
     RVパークやキャンプ場に設置されたAC100V(または200V)のコンセントを利用して、車内の冷蔵庫や家電に直接電力を供給する方法。
  • メリット
     サブバッテリーを消費せずに済む/エアコンや電子レンジなど大型家電も同時に使える/長期滞在や連泊に最適
  • 注意点
     外部電源が使える場所に限られる/専用ケーブルや電源管理装置が必要/混雑時は電源の確保が難しい場合も

DC12Vは走行中でも使用でき便利ですが、長時間使う場合は充電状況やバッテリー容量に注意が必要です電子式や圧縮式などの方式に応じて消費電力や冷え方が異なり、保冷効果にも影響します。

バッテリーに関するこちらの記事も参考にしてみてください

車内の家具配置や固定方法も考慮し、搭載時の配線トラブルを防ぐ設計が重要です。
購入前には一覧で各方式の特徴や給電条件を比較し、自分の旅行スタイルに合った電源タイプを選ぶことが賢明です。

効率よく運用するためにも、庫内温度や外気温への影響も視野に入れて検討しましょう。

ここで、おすすめのポータブル冷蔵庫の動画がありますのでご紹介しますね

消費電力を抑える5つの工夫|収蔵方法や開閉のタイミングが鍵

キャンピングカーでの快適な旅には「電力管理」が欠かせません。特に冷蔵庫の消費電力は思った以上に大きく、対策をしないとあっという間にバッテリーを消耗してしまいます。

ちょっとした使い方の違いが、大きな省エネにつながりますよ!

① 冷蔵庫の開閉は「回数」と「時間」が勝負!

冷蔵庫を開け閉めするたびに、庫内の冷気が逃げてしまいます。これにより、再び冷やすために余計な電力が使われてしまうのです。

ポイントはこの2つ
  • 開ける回数を減らす
  • 開ける時間を短くする

飲み物や調味料など、よく使うものはひとまとめにしておき、取り出しをスムーズにするのがおすすめです。細かな事ですが、一つ一つの積み重ねが電力消費を抑えてます。

②食材の配置も冷却効率に影響あり

冷蔵庫内の「空気の流れ」は意外と重要。ぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと冷気の循環が悪くなり、効率が落ちてしまいます。

こんな工夫が効果的:
  • 飲料類は一箇所にまとめる
  • 小物は収納ケースで整理
  • 奥まで手を突っ込まずに取り出せる配置に

特に電子式や気化式の冷蔵庫は冷却能力が弱めなので、配置と開閉の工夫は欠かせません。

③高断熱&温度管理機能つきモデルを選ぼう

もしこれから冷蔵庫を選ぶなら、「断熱性」と「温度管理機能」は要チェック!

LED表示で庫内温度が見えるモデルなら、過冷却による無駄な電力消費を防げます。また断熱性が高ければ、外気温の影響を受けにくく保冷力も安定します。

④冷凍庫との併用と外気温も意識する

冷蔵庫の置き場所も工夫次第で省エネに。外気温が高い場所に置いてしまうと、冷却に余計な電力がかかってしまいます。

こんな工夫を意識しましょう:
  • 車内でもできるだけ日陰側に配置
  • 冷凍庫があるなら、保冷剤で冷蔵庫をアシスト
  • 夏場は遮熱シートを活用するのも◎

⑤給電方式とDC12Vの相性を確認する

最後に意外と見落としがちなのが、給電方式との相性チェックです。

キャンピングカーでは「DC12V」電源が基本。冷蔵庫が対応していないと、変換ロスによる電力のムダが発生することも…。購入前に「DC12V対応」や「インバーターとの互換性」も確認しておきましょう。

キャンピングカーで冷蔵庫の消費電力を抑えるには、使い方の工夫が重要です。たとえば、開閉の回数を減らすだけでも庫内の温度差を抑え、冷却効率が向上します。


また、収蔵する物の配置も効果的で、飲料や小物はまとめて保管し、空気の流れを遮らないように入れることがポイントです。特に電子式や気化式の冷蔵庫は冷えが弱い傾向にあるため、保冷力を維持するには開ける時間も短くするのが理想。

冷凍庫との併用や車内の外気温との関係も考慮し、保管場所を適切に選ぶことで電力を無駄にしない運用が可能になります。給電方式やDC12Vとの相性も忘れずに確認しましょう。
断熱性の高いモデルやLED表示による温度管理機能が付いたタイプを選ぶのも一つの手です。

バッテリー内蔵モデルの保冷性能と賄える容量の目安

バッテリー内蔵タイプの冷蔵庫は、車内での使い勝手が良く、アウトドアや長距離移動に適したモデルとして注目されています
ここで、わかりやすく一覧にしてみましたので、参考にしてみてください。

冷却方式(圧縮式、電子冷却式、気化式、)のすべてが「バッテリー内蔵モデル」として販売されているわけではありません。

  • 圧縮式
    多くのメーカーから「バッテリー内蔵モデル」が販売されています。たとえば、SUNPIEやEcoFlow、BougeRV、ENOURなどの製品は、着脱式または内蔵式のバッテリーで単体稼働が可能です。
  • 電子冷却式
    → 一部にバッテリー内蔵モデルがありますが、主流は外部電源(シガーソケットやAC電源)での運用です。バッテリー内蔵型は少数派です。
  • 気化式
    バッテリー内蔵モデルはほとんど存在しません。主に外部電源やガスを使用します

保冷性能は圧縮方式が最も高く、冷凍庫付きであっても庫内の冷えをしっかり維持できます。

一方で、電子式や気化式は電力消費が少ない反面、外気温に影響を受けやすく、保冷力に限界がある場合も

冷却方式保冷性能の目安容量の目安連続稼働時間(例)特徴・注意点
圧縮式非常に高い(-20℃以下も対応可)10L~90L以上10Lで約20時間~
30Lで約42時間
冷凍・冷蔵両用。外気温の影響を受けにくい。バッテリー容量と消費電力で持続時間が変わる
電子冷却式やや低め(外気温に左右されやすい)
10L~30L
数時間~半日程度軽量・静音だが、真夏など高温時は保冷力が弱い
気化式低め(外気温に大きく左右される10L~30L数時間~半日程度静音だが冷却力は限定的。

冷蔵庫をつけっぱなしにした場合の実際の状況と注意点

冷蔵庫をキャンピングカーでつけっぱなしにする場合、その利便性とともにいくつかの注意点があります。

キャンピングカーで冷蔵庫をつけっぱなしにする場合、冷却方式ごとの特徴と注意点を理解しておくことが重要です。以下に、圧縮式、気化式、電子式の違いを表にまとめ、実際の運用上のポイントを解説します。

冷却方式主な特徴冷却力消費電運用上の注意点
圧縮式冷媒を圧縮・膨張させて冷却非常に強い大きいバッテリー消費大。外気温が高いと稼働時間増。満杯や開閉多いと効率低下
気化式冷媒の気化熱利用(ヒーター併用)中程度中程度電源や設置条件に注意。冷却力は圧縮式に劣る
電子式電子効果で冷却弱い小さい5℃以下は困難。外気温高いと効率低下。長時間運転で消費電力増

キャンピングカーで冷蔵庫をつけっぱなしにする場合は、用途・設置環境・電源事情に応じて冷却方式を選択し、運用時はバッテリー残量や冷却効率の低下要因に注意することが重要です。圧縮式はパワフルですが電力消費が大きく、電子式や気化式は静音・省電力ですが冷却力に限界があります

【使用例】圧縮式冷蔵の電源使用

ここで、使い勝手がいい圧縮式を導入しようとした場合には、どうしても電源が気になるかと思います。ここで少しは
圧縮式冷蔵についての電源について見ていきましょう。

圧縮式冷蔵庫を頻繁に使う場合の最適な電源

圧縮式(コンプレッサー式)冷蔵庫をキャンピングカーなどで頻繁に使う場合、最適な電源は以下のポイントを満たすものが推奨されます。

電源タイプ特徴・メリット注意点・デメリット
DC電源(12V/24V)車載バッテリーから直接給電。走行中や停車中も利用可能。長時間使用時はサブバッテリーや大容量が必須
AC電源(100V)キャンプ場や家庭用コンセントから安定供給。屋外や停車中は電源確保が必要
ポータブル電源大容量バッテリーで屋外や停電時も稼働。容量と出力が十分なモデル選びが重要
ソーラーパネルポータブル電源への充電補助として有効。天候に左右される。単体では冷蔵庫直結は不可

頻繁に使うなら「大容量ポータブル電源」+「DC電源」が最適

  • DC12V/24V対応の圧縮式冷蔵庫は、車のシガーソケットやサブバッテリーから直接給電でき、走行中も停車中も使いやすい。
  • ポータブル電源(バッテリー容量800Wh~2,000Wh以上)を併用することで、エンジン停止中や電源のない場所でも長時間使用が可能。
    • 例:1,100Whのポータブル電源で消費電力50Wの冷蔵庫なら約22時間、2,000Whなら約40時間稼働。
  • AC100V対応モデルなら、家庭用コンセントやキャンプ場の電源サイトでも利用できる

電源選びのポイント
   ↓↓↓↓

  • バッテリー容量:長時間使うなら1,000Wh以上の大容量モデルが安心。
  • 出力(W数):冷蔵庫の起動時は高い電力を消費するため、定格出力600W以上のモデルが推奨。
  • サブバッテリーシステム:キャンピングカーならサブバッテリーと組み合わせて使うのが一般的。
  • ソーラーパネル併用:長期滞在や連泊時はソーラーパネルでポータブル電源を充電しながら使うと安心

今回は実例で圧縮式を紹介しましたが、圧縮式冷蔵庫を頻繁に使うなら、DC電源(12V/24V)+大容量ポータブル電源(1,000Wh以上)を基本に、必要に応じてAC電源やソーラーパネルも併用するのが最も安定・安心です


キャンピングカー冷蔵庫の必要性とよくある故障・トラブル例

冷蔵庫はいらない?実際に使わない人の意見とその理由

「キャンピングカーに冷蔵庫はいらない」と考える人も少なくありません。その理由としてまず挙げられるのは、車内スペースとの関係です。

ここでいくつかの声を紹介します。

  • 冷蔵庫は家具や収納を圧迫しやすく、小さな車載モデルでは使い方が限定される
  • 電力の確保が難しい環境では、冷やし続けるための電源管理が面倒
  • 冷蔵庫の保冷効果は外気温や温度差に影響され、容量が小さいと飲み物や食材を十分に収蔵できない

旅行の頻度や季節、電装関係との相性などに大きく左右されるため、導入前に情報を比較し、用途に合った選択をすることが肝心

故障しやすいポイント|冷えが弱い・壊れやすい部品とは?

キャンピングカーの冷蔵庫でよく見られる故障には、冷えが弱くなる・作動音が異常に大きい・電源が入らないといったトラブルがあります。

この事については別記事がありますので、ご紹介します。

冷蔵庫の寿命と交換時期の判断基準を知っておこう

キャンピングカーの冷蔵庫も、家電と同じように寿命があります。交換の目安やサインを分かりやすくまとめました。

冷蔵庫の種類寿命の目安
圧縮方式約8〜10年
電子式約5〜7年
気化式約5〜7年

キャンピングカーに搭載される冷蔵庫にも、寿命や交換のタイミングがあります。一般的に、圧縮方式は約8〜10年、電子式や気化式は5〜7年程度が目安とされています
交換を検討すべきサインとしては、冷えが不安定になったり、庫内の温度が保てなくなったりする状態が挙げられます。作動音が大きくなる・電源が入らない・保冷時間が短くなるといった症状も見逃せません。
壊れてからの修理費用が高くなる場合は、早めの交換を選ぶ方が賢明です。
種類ごとの特徴や寿命を一覧で把握し、自分の使い方や旅行スタイルに合うモデルに更新することが、快適な運用につながります

キャンピングカー用冷蔵庫が故障したとき、修理か交換かで迷う方は少なくありません。判断のカギは、修理費用・使用年数・性能劣化の状態を総合的に査定することにあります。
冷蔵の交換か修理かの判断に迷った時は、私たちにご相談ください。修理費用か交換かのアドバイスができると思います。


【完全ガイド】キャンピングカー用冷蔵庫の選び方|タイプ別・容量別・故障対策まで徹底解説! まとめ

キャンピングカー用冷蔵庫の選び方では、容量・冷却方式・電源・運用環境の4つが重要です。

【主なポイント4つ】

  1. 容量と搭載スペースに応じた選定が基本
  2. 冷却方式ごとに特性と効率が異なる
  3. 電源タイプや運用状況に応じた省電力対策が必要
  4. 使用目的の運用環境でタイプを決める

バッテリー内蔵型やつけっぱなし運用の注意点も含め、使い方に応じた選定が後悔を防ぐカギです。

また、故障や経年劣化時の交換判断も、修理費や使用年数をもとに冷静に見極める必要があります。自分の旅スタイルに合った冷蔵庫を選びましょう。


目次